高校サッカー選手権 青森山田 準決勝進出 連覇まであと二勝

青森山田準々決勝で昌平を3-2で破る

5日に第98回サッカー高校選手権の準々決勝が川崎市の等々力競技場で行われた。

前半10分、MF浦川が先制点をあげると、19分、MF後藤が二点目を決め、さらに前半終了間際にMF武田が3点目を決め勝負ありかと思わせた。この大会注目の武田(浦和内定)はやはり上手いと感心しました。三点目、中盤でボールを持った武田は左サイドの浦川にロングパスを出します。ドリブルで持ち上がった浦川がゴール前にクロス。そこに飛び込んだのが武田。ズバリとヘッディングシュートを決めました。グランドを大きく使い、得点のイマジネーションがぴたりとあった素晴らしい得点だと思います。スピードがあって、テクニックもあり、視野が広く、得点力もありと抜群の選手だと再認識しました。浦和レッズのファンである私としては今年のJリーグが楽しみになりました。試合は後半昌平が2点返し、山田をあと一歩まで追い詰めましたが残念でした。昌平は小柄な選手が多く、ショートパスをつないでいくスタイルで往年のスペインサッカーを思わせるチームでした。テクニックがあり、キャプテンの二年生須藤、FWの二年生小見はうまかった。来年も楽しみなチームでした。

私の住んでいる青森県では山田の強さは別格なわけで、他県からのサッカー留学生を多く集めているせいか地元では人気がないのが実情です。そんな中で山田のDFリーダー藤原(2年生)が地元弘前市出身ということを知り嬉しくなりました。しかも対戦相手昌平のDF西澤(3年)も弘前市出身で学年は違っていますが、二人は地元のクラブチーム「リベロ津軽SC」に所属していたとのことした。

選手権連覇まであと二勝となりました。山田に弱点はないのか。今まで先制点を取って有利な試合展開を進めていますが、先制点を奪われた時どうなるか。追う展開になった場合です。今回のチームはセットプレイがうまいし、松木という1年生ながら勝負強い選手がいます。PK戦の準備も怠りないとのことです。死角なし。連覇は間違いないでしょう。一度優勝すると試合の進め方、準備の仕方がわかりその経験が更なる優勝となり伝統となる。そんな感じです。

サッカーのワールドカップがいい例です。過去21回でブラジル5回、ドイツ、イタリア4回フランス、アルゼンチン、ウルグアイ2回、イングランド、スペイン1回と偏っています。優勝の間隔があいてしまうと次の優勝が難しくなる傾向があります。伝統が潰えてしまうということです。

YouTube 那須大良/Daisuke Nasu

野球関係のYouTubeは見てましたがJリーガーのYouTubeを見つけました。那須大亮選手は2002年よりマリノス、ジュビロ、レッズなどでDF,MFで活躍しJリーグ出場400試合、得点29点、の記録を残しています。沢山のチームに所属しましたので知己も多く、サッカー界の裏話が聞ける楽しいチャンネルです。

その中で青森山田出身のJリーガーの出演の回が面白かったです。青森県外出身の学生が雪のグラウンドでのきつい練習に戸惑い、あまりのきつさに三階建ての寮の窓から脱走する学生が後を絶たず、雪面に飛び降りた跡がくっきりと残っているとか。日本一きつい練習をへてレギュラーをつかんだ選手はゆるぎない自信を持っているでしょう。黒田監督へのインタビューでは柴崎岳選手の学生時代の裏話も聞けます。

ガンバ大阪の宇佐美選手が出演した回も面白かったです。重大で圧倒的なうまさで注目されていた宇佐美選手は自分の実力を試す意味もあって、意気揚々とバイエルンに入団。見事に天狗になっていた鼻をへし折られたとか。全盛だったリベリ、ロッベン、ミュラーのすごさを語っています。日本で一番といわれた彼ですら全く歯が立たない。彼以外にも多くの有名選手が出演していて、サッカーの世界のすごさ、奥深さを語っています。是非皆さんも見てください。