EURO2020予選 ドイツ対エストニア 3-0

本日早朝、EURO2020 の予選グループc 第8節 ドイツ対エストニアがエストニアのホームで行われました。

エストニアってちょっとなじみのない国ですが、人口132万人、首都はタリン、バルト海に面した小国でソ連の崩壊で独立を回復しました。EUに所属し、IT先進国として有名です(Skypeを生んだ国)。

前節までドイツは5戦で4勝1敗勝ち点12  得点17 失点6でオランダと同率首位です。

さて、試合のほうですがスターティングメンバーはGKノイヤー、BKジャン、ズーレ、ハルステンベルグMFキミッヒ、ハフェルツ、クロステルマン、ギュンドアン、 ロイス、ブラントFW ヴァルトシュミット 3-4-2-1の布陣です。

試合は予想通りドイツ優勢でエストニアは守備を固めてカウンター狙いです。ところが14分バックに入っていたジャンがエストニアの攻撃後の自陣でのボール回しでエストニアの選手にボールを奪われ、慌ててタックル。位置はペナルティーエリアの外でしたが、主審はレッドカード。一発退場になりました。どう見てもイエローカードぐらいの反則で厳しすぎる判定です。

これでゲームプランが狂ってしまいました。大量点がほしいところ、数的劣勢、守備固めに徹する相手に苦戦します。39分ロイスのFKがバーをたたいたりと惜しいチャンスがありましたが前半は0-0で折り返しました。後半開始間もなく51分、57分と立て続けにギュンドアンが得点。二点目はロイスの鮮やかなヒールパスから生まれました。かつてのドルトムントでの黄金コンビの復活です。ギュンドアンもようやく調子が戻ってきたのが心強いところです。

71分、途中交代のヴェルナーが速攻から3点目を奪いました。ヴェルナーはやはり相手が疲れてくる時間帯にジョーカー的に使うのがベストでしょう。

いくら強豪国でも自陣にひかれて守備ブロックを構築する相手に点数を取るのは至難です。シュートコースは必ずといっていいくらい塞がれてしまうし、守備選手の股の間を狙うしかないという感じです。

またGKの技術も進歩していますから、シュートがBKに当たってコースが変わらないと得点にならない。そんな時代になりました。

サッカーも選手のスピード、運動量の向上によりバスケットボールに戦術的に似てきていると思います。

バスケットボールではセンターを中心にボール回しからの外角からのシュートというパターンが多くみられます。

サッカーでいうところのCFがキーポイントです。体が大きくて、キープ力があってヘッディングが強い。長らくドイツの弱点のポジションです。レバンドフスキーが理想的なCFです。ドルトムントが彼を失ったのがいかに大きいかはご存知の通りです。

2014年ワールドカップ優勝時、目についたのは敵陣深くえぐってマイナスのゴロのセンターリングを送るシーンです。マイナスのゴロはBKは守備しづらく、攻撃側はシュートが打ちやすい。

典型的なCFの不在、サイドをえぐるドリブラーの不在、球際に強いセンターバックの不在など問題点は多々あります。

BKに関しては、フンメルスの復帰で解決するでしょうがレーブとの確執が問題です。CFの不在はスペインをまねて0トップを試みたりしましたが成功していません。

ブンデスリーガーを見渡しても問題を解決してくれるような選手はいません。

しばらくはとっかえひっかえお試し起用が続くと思いますが、早く出現してほしいものです。

 

 

 

サッカー 国際親善試合 ドイツVSアルゼンチン 2-2

現地時間9日にドイツ対アルゼンチンの国際親善試合が行われました。両チーム若手主体で、ドイツ代表チームには2014年ワールドカップ優勝メンバーは0で、アルゼンチンもメッシは不出場でした。

ドイツのスタメンはGKティア・シュティーゲン  DF クロステルマン、ズーレ、コッホ、ハルステンベルグ   ボランチ  キミッヒ(C)、カン  MF ニャプリ、ハフェルツ、ブラント FWヴァルトシュミットの4-2-3-1の布陣です。

コッホは初代表でセンターバックを務め、リーグ戦で好調なライプチヒの両サイドバックが選ばれました。期待のハフェルツが先発です。ワントップはUEFA U-21得点王のヴァルトシュミットが務めます。

試合は15分に現在絶好調のニャプリが先制点を決め、22分またもニャプリのアシストからハフェルツが追加点を決めます。ハルステンベルグのFKがバーに当たったりとチャンスを逃すと、66分にアラリオ、85分にオカンポスに決められてしまいます。試合は2-2の引き分けに終わりました。

試合の感想としては、まずGKの問題があります。起用に不満のあるティア・シュティーゲンが出場、安定したプレーで失点はノーチャンスのものでした。能力的にはノイヤーが上かもしれませんが2018年ワールドカップ前の怪我をしてから衰えがみられるようになりました。監督もそろそろGKの交代を決断したほうがいいのではないでしょうか。

サイドバックはライプチヒの二人で決まりでしょう。CBのズーレは体格、スピードとも十分ですが、前線へのフィードがもう一つです。ボアテングも経験を積むことでフィードがうまくなりましたからズーレのこれからの成長に期待しましょう。ズーレとコンビを組む相手が未定なのが問題ですが、これからいろいろ起用して見つけることになるでしょう。

ボランチはキミッヒは盤石ですがコンビがだれにするか、現在怪我をしていますがゴレツカが第一候補です。バラック二世と言われた選手です、早くバイエルンでレギュラーになって代表チームでも実力を発揮してもらいたいものです。

トップ下はハフェルツで決まり。まだ線は細いですが点は取れるしパスセンスもいいし最高の才能の持ち主です。右はニャプリが絶好調。左はロイスの定位置ですが今回は不出場。本番で活躍してくれればOKです。怪我が回復すればサネという切り札もいます。

問題はFWです。今回起用されたヴァルムシュミットはセンターフォワードタイプではありません。左足のシュートは強烈ですが上背も普通でヘッディングは期待できません。クローゼ以来Fw問題は解決していません。クローゼは上背はそれほどないのにヘッディングは強かったし、得点嗅覚が優れていました。ヴェルナーはスピードが命ですから引かれた相手に対してはスペースがなくて活躍できません。どこの国でも体格のいいデフェンダーをそろえています。従来通用した体格的なアドバンテージが使えない時代になりました。リーグ戦でも得点ランキングは外人ばかりです。

最近のドイツチームは試合運びがうまくありません。土壇場で失点してしまい、かつてゲルマン魂と言われた数々の逆転劇などは見られなくなってしまいました。監督レーブの選手の交替策も全般に遅いし、あまり成功しません。デフェンスも球際が甘いし。かつてのユルゲン・コーラーやK・H・フェルスターのようなハードマークのできる選手が出てきてほしいものです。

チームをリードするキャプテンシーのある選手も絶対必要です。ベッケンバウアー・マテウス・バラックなどプレーでチームを引っ張ていける選手です。

レーブ政権も長くなりました。ワールドカップの優勝はありましたがいつもいいところまで行くが敗退してしまいます。選手起用の硬直化、相手チームの対ドイツ研究が進んできています。そろそろ監督を交代する時期なのではないでしょうか。

私としてはユルゲン・クロップに就任してほしいのですが。

 

ドイツブンデスリーガー ボルシアMGが首位

10月4日~6日にドイツブンデスリーガー2019~2020シーズン第7節が行われました。

私が応援しているボルシア・メンヒェングラッドバッハ(以下ボルシアMG)はFCアウグスブルクを5-1で破り首位に躍り出ました。

5勝1分け1敗勝ち点16です。二位はVflヴォルフスブルク本命のバイエルン・ミュンヘンは初黒星を食らって三位となりました。

準応援チームボルシア・ドルトムントは意外に不調で8位です。リーグ戦もまだ始まったばかりですから今首位といって喜んでいてもしょうがないのですが。

今年も最後にはバイエルンが優勝というパーターンになるのでしょうか。

古い話ですが、1974年サッカーワールドカップ西ドイツ大会以来のドイツのファンなのですが、決勝で大活躍したベルティ・フォックツ、ライナー・ボンホフの所属チームがボルシアMGでした。それ以来ずーと応援してきました。

1974年からリーグ3連覇するわけです。当時の代表チームもバイエルン・ミュンヘンとボルシアMGの2強チームから選ばれていました。

私は大学時代サッカー部に所属していましたが、ユニフォームはボルシアMGのコピーでプーマ製で袖にボルシアMGのチームカラーの緑と黒のラインの入ってるやつでした。それくらい当時は人気のあるチームでした。

リーグ優勝5回ドイツカップ優勝3回、UEFAカップ優勝2回、の強豪チームです。その全盛期の中心選手のライナー・ボンホフが私のお気に入りです。

ボルシアMGは日本と縁があって70年代に日本代表チームの欧州遠征で対戦していて4-0で勝ちましたが全得点をたたき出したのがボンホフでした。

当時はFwでのちに守備的HBにコンバート、無類のスタミナとスピード、強烈なシュート、FKでチームをけん引。ワールドカップ決勝ではG・ミューラーの決勝点をアシストしました。彼は現在チームの副会長に就任しています。

過去に所属していた有名選手はギュンター・ネッツァー、ヘルベルト・ビンマー、ベルティ・フォックツ、ユップ・ハインケス、ウリ・シュティーリケ、クリスチャン・ツイーゲ、マルセル・ヤンセン、ローター・マテウス、シュテファン・エッフェンベルク、アラン・シモンセン、ウーベ・ラーン、マルコ・ロイスなど錚々たるメンバーです。

ボルシアMGの本拠地のあるメンヘン・グラッドバッハ市はライン川沿いのオランダ国境に近い人口26万人の中規模の都市です。

今は収容人数5万4千のスタジアムがありますが、70年当時は3万人収容のスタジアムで、大都市ミュンヘンに本拠地のあるB・ミュンヘンとは経済的に比べるまでもない状態でした。

有名な選手は次から次と引き抜かれて、二部に二回転落するなど長い低迷期が続きましたが、新スタジアムができ経済的にも余裕ができた2010年ころからブンデスリーガでも安定して上位を占めるようになりました。

かつて監督を務めたルシアン・ファーブルがB・ドルトムントの監督に就任するとかつての教え子で中心選手だったトルガン・アザールがドルトムントに移籍してしまいました。

選手にとって強豪チームに移籍して欧州リーグに出場することはステータスアップに重要ですから選手を責めることはできません。

現在のチームで注目してほしいのはMFのフローリン・ノイハウスです。先日行われたEURO2019U-21大会で準優勝したドイツチームの中心選手として活躍しました。

クレバーなプレーでチャンスメイクをするプレイメーカーといえる選手です。将来ドイツをしょって立つ選手になるのではと期待しています。

リーグ戦はまだ序盤、ボルシアMGが優勝争いに残っていることを期待しつつ、これからも応援し続けます。